SWヒマん人のSW彷徨記

思いのほかリールが早く戦線復帰を果たすことができました。
そのため浮気心が湧き上がり、師走前のある日にクジ引きへ出かけました。

今回は青物の浮気釣行ではありますが、昨今の状況や空気（喰う）気感から、
網を張る場所を決めていきました。根拠はなく、ここしかない・・って感じ。
運試しのクジ引きみたいなもんだから、あとは無心で撃つのみ（笑）

さて、激流中の激流ポイントの選択なのでタイミングを見ながら小移動。
スズキ釣りならばシビアな潮筋を見まずが、青物は神出鬼没なんで・・・。

潮の緩み始めがひとつのチャンスかと思っていたけれど、それが失敗。
自分の立つ足元を大型青物の群れが数十尾連なって移動していった。
足元の磯場の潮流は最強時を迎え、増水河川並みの勢いだ！

結局、遊泳力の強い彼らからしてみれば、活性さえあれば縦横無尽。
喰い気があるかどうかは別にして、ジッとしていないから絞れない。
潮流フェチとしては、知らぬ間に狙いの潮筋は決まってくるってもの。



最強時付近で掛かった７０ＵＰ。
掛けた直後に激流に入られ、正直寄せてこれないと諦め半分でした。
磯際にリーダーは擦れるし、何度も激流に戻ろうと抵抗は強烈至極。

擦れたリーダーを修復し、再開するもどこか満足感いっぱい。
狙った場所で出ると気分いいもんですね。
しかし、狙い時としてはまだまだこれからなんじゃないかと。

渦巻く洗濯槽状態の潮流が少し弱くなってきたところでドン！！



さっきのと同サイズ、コイツは沖の潮目に向かって猛烈に突進。
思わず竿尻を腹に乗っけてひたすら耐え忍んだ。
オフショアでもこのクラスならそこそこななのに、磯場からは辛い。

当たりクジが引けて、狙い通りに事が運んだのですっかり納得しました。
特定の海域では青物で賑わっていますが、以降は別海域で修行かな？



今回は替えのフックを用意していたのですが、横着してそのまま使用。
こまめな交換を怠ると、こんなことになります！



スズキ用の針ではとても激流の中の彼らを止められませんが、
今回は奇跡的に最低限の役割を純正フックが果たしてくれました。

勘がアタリ、運にも恵まれた釣行になりました。
一応ブームにも乗れたし、これで納得・・・といきたいところですね（笑）

～Tackle～
ROD : YAMAGA Blanks Ballistick 11HIRA
REEL: SALTIGA GAME 3000
LINE: POWER PRO Z #1.5 + FLUOROCARBON 28lb
LURE: SHIMANO Silent Assassin 140F