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2010年12月24日

険し過ぎる道のり!!

険し過ぎる道のり!!

「天気風雨につき波高し、次年の興廃はこの一釣にあり。
各員一層奮励努力せよ・・。」

てな具合で年の瀬も迫る某日、今年最後となるオフショアジギングfor青物へ行ってまいりました。
秋山真之による冒頭の起草文に因むわけではありませんが、いつもの松山沖へ繰り出す。

乗船したのは、広島県呉市からのOCEANさん
同行は、ぱりちゃんとF230さんで計3名での参戦。

行きの道中から、今回のチャンスはアタリ2~3回と少ないだろうから、それをどうモノにするか・・・なんて話をしていた。

楽な展開の釣りなんて思ってもいないし、むしろ厳しい状況を半ば覚悟しての釣行でしたが、忘れえぬオフショアジギングとなったわけです・・。
厳しい展開は想定済み・・。
過去に何度もこんな局面はあったし、むしろそこからの局面打開は楽しみのひとつでもある。

しかし、ノーマークで想定外であったのは気象。
出航後まもなく雨が降り出し、湾外に出るとウネリを伴う白波状態・・、波高1.5mは越えている!
OCEANさんは船が大きいので、波はなんとかなっても問題は雨だ・・。

ぱりちゃんはゴアテックスの防寒着だし、F230さんは防水スプレーで対処していた。
そして私はノーマーク・・・50%の降水確率を甘くみていた(汗)

ポイント到着時には、既に足の一部から浸水が始まっていた。
そして風を伴う雨も強さを増し、一向に止む気配はない。

そんな状況から、ここのところ定番の荒根攻めからスタート。
ほぼ壁ともいえる急峻なカケアガリを攻めていく。

船中ポツポツと根掛かりのアングラーが出ている。
前回釣行で海底からサルベージしたBLISS アスナロ・・根掛かりにて奉納!
特にアタリはなく、足早に見切って長駆ポイント移動へ。

この頃には既に全身びしょ濡れ状態で、一部身体にも浸水している状態。
浸水は度合いを増し、体温も奪われるから寒くて仕方がない。

横なぐりの風雨と、波飛沫を被りながらポイント到着。
ここは、今年120cmクラスのモンスター鰆を掛けたところだ。

身体が勝手にガタガタ震える。
ジャークを繰り返して、身体を温めようとしても焼け石に水・・・。

やがて船中ファーストヒットが私にあったものの良型エソ・・。
最近、妙に縁があるような気がする(苦笑)
その後、F230さんにバイトがあったようだが針掛かりせず。
ウネリの影響でフッキングのタイミングを逸してしまったようだ。

出るとしたら突発的。色んな誘いを織り交ぜても沈黙する中、既に集中力が
途切れかけたその時・・

険し過ぎる道のり!!
SALTIGA SG57S2/3
SMITH LTD CBマサムネ135g
頼りない演出でフラフラと誘っていると、ガツンと喰ってきた良型サゴシ。
どちらかと言えば交通事故みたいなもんで、宝クジに当たったようなものですけどね・・(笑)

この魚が出たことで、すっかり満足となった。
そして何よりも、下着に至るまで全ての衣類がびしょ濡れ状態となった私にとっては、とっくの昔に心は折れ、そして砕け散り、粉砕され粉々になってこの風雨に吹き飛ばされている(笑)
早くこの状況から逃れたい・・・その一念のみだが、時はまだ昼前・・。
苦しく長い一日は続く。

長時間粘ったものの、魚からの反応がないために再度の長駆移動・・。
冷たく濡れた衣類が身体に張り付くと本当に冷たい。移動時間中は特に酷いものがある。
体感温度は、まぎれもなく氷点下であることは間違いない(笑)

移動先までに一度立ち寄ったポイント。
ウネリが酷く、ローリング&ピッチングを繰り返す状態で釣り再開だ。
船長のアナウンスにより、反応があるとのことで元気を搾り出す(笑)

ジャークするロッドに、もたれてくるような違和感を感じ、誘いを止めて聞いてみるとグングンと等速の感触・・。
すぐに他者のラインとの交錯と判断し回収・・・

険し過ぎる道のり!!
SALTIGA SG GAME60S-3
SMITH LTD CBナガマサ180g
正体は40cmくらいのヤズだった(笑)
ウネリでバイトもよくわからなかった・・・。何はともあれ青物は釣った!
結局このポイントではこの魚のみとなり、再び辛い移動となる。

ポイントとなる周辺海域へ到着した頃には「心ここに在らず・・」状態!
ブーツの中の足は、既に水に浸かっている。
しかし、無意識のうちにロッドを手にして魚を誘うのはアングラーの性か(苦笑)

1箇所目、2箇所目、3箇所目・・沈黙は続くが、魚は必ず居るはずだ。
F3.0クラスのタチウオが、ここぞというピンポイントで掛かってきた。
大型青物ならば、このくらいのサイズは格好の的だ。
環境が厳しければ厳しいほど、感覚は研ぎ澄まされる。

そして、時間的にも最後となるだろう4箇所目。
タチウオ偏食傾向のため速巻きには反応せず、スローの中にもメリハリを織り交ぜるイメージで・・・。

険し過ぎる道のり!!
SALTIGA SG57S2/3 
BLISS TACHINARO 240g
ジャスト70cmの個体。
ボトムから3.5m付近で、まとわりついてくるような感覚~最終的には10m
あたりで喰わせることができた!
この時期の吸込みは弱いことが多く、しっかりフッキングを入れてファイト開始。

暴力的な引きでロッドは絞り込まれる・・・。
強めのドラグもジリジリと出されたが、無事ランディング成功にこぎつけた。

よくある局地的で瞬間的な活性の高まりだろう・・。
直後に、ぱりちゃんにもバイトがあったがフッキングに至らず。
まさに千載一遇のチャンスでしたが・・・残念です(汗)

結局、このポイントでタイムアウトとなりストップフィッシングとなりました。
ぱりちゃんもF230さんも、少ないながらもバイトはあったようですが・・、ウネリや風雨の影響もありフッキングまで至らなかったのは残念です。

次年にはしっかりと、リベンジを見届けさせていただきます!!
険し過ぎる道のり!!
※植物だかなんだか分からない得体の知れない生物・・・byぱりちゃん

そして、帰港への道のりがまた辛いわけですが、それにも増して堪えたのが車での移動・・・。
なにしろ着替えを持ってきていなかったので、ずぶ濡れのままの帰投を余儀なくされたわけで、強めの暖房も顔が火照るだけ・・・。
身体は芯の芯まで冷え切った状態で、帰宅まで3時間の道のりとなったわけです。

これをもって、2010年青物ジギングの全日程は終了となりました。
出会う魚への道のりは、険しくなればなるほど釣り人を魅了する。
しかしながら、魚へのアプローチに向けた集中力を根底から揺るがす事態となった今回は、事前準備や情報も含めて反省することしきりだ。

年の瀬も押し迫り、こんなタフコンディション以上の状況で出せたことは幸せなことだろう。
ただ魚には申し訳ないが、こんな状況なもんだから何年かしたら出会えた魚のことは忘れてしまうかもしれない。
しかしながら、今回の厳しい体験は一生忘れないだろう・・。

2010年最後のオフショアフィッシング・・記憶に残る1ページに・・・!
Thanks 釣友!!
Thanks 伊予灘!!





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この記事へのコメント
ほんとご苦労様でした、と言うことしか出来ませんね...

あまりに状況が酷くて多くを語ることも出来ません...

来春の釣行は天気に恵まれますように...
Posted by ぱりちゃん at 2010年12月24日 12:59
おお~、、お疲れ様でした~!!!
良くも悪くも心に残る釣り納めになってみたいですね~!!!
ハッキリ言って最悪の状況、、
そんな中での釣果、、
悪い事ばかりは続かないって事でしょうか^^
私も、ちゃんと休みが取れれば参加してたんですが、
年末は夕方から仕事なんで、、
でも、それが良かったかも^^なんて^^

ま、なんにしても、
お疲れ様でございました~!!!
Posted by カズ@日本海編 at 2010年12月24日 13:03
お疲れさまでした~!!

今年最後のオフショア釣行は辛い体験でしたね。。。
ヒマん人さんがちゃんとした雨具を持って行かないなんてイージーミスですね(^^;)
まっ、しかしなかなかのプロポーションのサゴシですね!!
それに新潟で言う所のワラサ!!
羨ましい限りです^^
でも家に持って帰れないんでしたっけ(笑)

本当に今年一年お疲れさまでした^^
Posted by hiro401206hiro401206 at 2010年12月24日 13:18
>ぱりちゃん

お疲れさまでした!
語らずとも分かる同士よ・・みたいな(笑)

防寒対策のみで挑んだ己の責任ですが、皆さんも結局はびしょ濡れになりましたもんね・・。
自然相手の釣りを改めて知らされました(汗)

新春こそは、穏やかでいられるよう祈っときます(笑)
Posted by ヒマん人 at 2010年12月24日 18:28
>カズさん

こんばんわ~!

自然が見せる顔は、同じ場所でもその時々によって心地よかったり、牙をむかれたり・・ですね!

結果はいつものように、たまたまの偶然・・。
自然も一生懸命微笑んでくれたのかもしれませんが、それ以上に過酷な経験をまたひとつさせていただいたってわけです(苦笑)
Posted by ヒマん人 at 2010年12月24日 18:34
>hiro401206さん

まさにイージーミスってわけです(汗)
せめて、どこのコンビニでもあるような簡易なレインコートひとつでもあれば、雲泥の差だったと思います(苦笑)
いっそのこと、ウェットスーツが必要な状況だったかもしれません!

獲れた青物は、めでたく親戚筋へ旅立っていかれましたョ(笑)
但し・・、ウチの嫁さんは無類のサゴシ&サワラファンですので、まずは刺身でいただき、残りは美味しくいただけるように味噌漬けにされてるって具合です(笑)
Posted by ヒマん人 at 2010年12月24日 18:41
ほんまにお疲れさんでした。

次回(来春)の釣行は天候、釣果に恵まれたいですな~
Posted by F230 at 2010年12月24日 19:49
>F230さん

大変な釣行劇・・・お疲れさまでした(笑)
私の次に濡れネズミになりましたもんね!

惜しむらくは最初のアタリ・・・。
ウネリが来なければ・・大型青物か、はたまたサゴシか・・。
来春に忘れ物取りに行きましょう~!!
Posted by ヒマん人 at 2010年12月24日 20:32
ずぶ濡れ釣行お疲れ様でした!

ずぶ濡れになり、心が折れながらも釣果をあげるところは
さすがですね。
 ※青物持ち帰り禁止中ですが(笑)
私も竿納めならぬカニ捕り納めを行ってきました。
釣果は内緒です(涙)。

また来年も宜しく御願いします。
Posted by グラゾウ at 2010年12月25日 12:55
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