まだ暗いうちから活動開始・・、東北の早朝はもう充分寒い。
エントリーするシャロー帯は、大量のサヨリが身を休めている。
そのサヨリ群の中を浸かりながら、どんどん沖を目指して歩く。
脇の下ギリギリまで水面がくるので冷や汗もの・・・。
そして、岩礁帯までたどり着いて目当てのスポットまで移動。
昨日とはうって変わり、海水の透明度の高さには驚くばかりだ。
波浪の終息により、今回はタイトに攻めれそうなので気合充分。
前日、ライントラブルが続いていた手持ちのリール。
強風下でのスーパーオシレート機構には難アリ・・・。
今日使用するのは、セルテート3500HD custom(HYPER仕様)だ。
08ステラSW5000XGの提案もあったけど、豚に真珠ってことで辞退(笑)
ご本人はセルテートHYPER CUSTOM 4000H PEを使用されている。
これらは、地元ではオフショアジギングのタックル・・・恐るべし!
ライントラブルの心配もなくなったし、気分よく早速キャスト開始。
一気に核心部へ送り込むのではなく、徐々に間合いを詰めるように攻めた。
・・・がしかし、予想に反して反応は全くなし。
タイトに攻め過ぎて、早々にストラクチャーの餌食となってしまった。
ベイトの群れが一斉移動を始める頃合が唯一のチャンスとにらむ。
すなわち、明るくなるマズメ時が勝負の分かれ目というわけだ。
立ち位置からして、移動するベイトを追いかけることは不可能。
一瞬の時合いと、わずかな射程範囲内に網を張るトラップ作戦。
果たして・・・東の空から夜が白み始め、辺りが明るくなった頃!
これまで無反応だったスズキのライズが確認され始めた。
水面を飛び跳ねながら沖へ移動していくサヨリも見える。
薄明の中、目を凝らして観察していると大体魚の動きが分かる。
わずかな変化に身を潜め、そこを基点に移動してくるベイトを捕食している。
いくつかのトレースコースをイメージし、まずは3等スポットへ。
すぐに反応があり、40クラスの小型が喰ってきた。
なんの抵抗感も感じさせずにランディング、こん棒竿は曲がりもしない(笑)
男鹿半島第1号の記念すべき魚だが、高陽感から撮影を忘れていた。
大量のサヨリ群とはいえ、この移動スピードではそう長くは続かないはず。
あさっての方向に40クラスをリリースし、2等スポットへキャスト。
同スポット2投目に答えが出た60UP、それなりな引きを楽しませてくれた。
それでも半畳分程度の岩場でのランディングに四苦八苦してしまう。
何せロッドが曲がらないから、大の字になってリーダーを掴んだ(笑)
遥か後方の岩礁帯では、お世話くださるお方も何やら声を上げている!
同様の時合いを掴まえているようだ。
案の定、70UPの良型&他1尾をゲットだ!
ますます期待感が高まるけど、はやる気持ちを抑えて呼吸を整える。
掛けた魚は、オーシャングリップをストリンガー代わりに放置状態。
意を決して1等スポットへルアーを送り込む。
1投目・・・失敗、フックにはサヨリが引っ掛かってきただけ。
これ以上、明るくなると分が悪くなる中での2投目。
超繊細なバイトだが、サヨリのスレではない明確な捕食者の感覚。
一気にフッキングさせ、コンマ何秒かで相手のサイズを推し量る。
相手の出方を伺うまでもなく、強引に頭を向けないといけないサイズだ。
今度の魚に、さすがのこん棒竿も曲がっている。
昨夜同様、ゴリ巻きで寄せるが突っ込みが3度もあって慌てた。
10秒ほど引っ張り合いとなるが、ドラグ機能は封殺状態にしてある。
身切れを恐れていては魚は捕れない、外れたら外れたで仕方のないこと。
空気を吸わせ、横を向かせてからが大変だった。
こん棒ロッドとはいえ、ティップを引き込むと折れる可能性があるのだ。
超高感度の肉薄ブランクだから取扱いは慎重に・・・。
もたついていると、突如として魚が突進を再開するから気が気じゃない。
端から見ると滑稽な動作だったかもしれないけれど、無事決着はついた。
81cmの大型スズキだ。
決してダブルヒットではありません(笑)
小さな岩場の上で右往左往して、やっと撮れた一葉デス(汗)
ファイト中、ベリーの曲がり具合から昨夜の超大型とは違うと感じていた。
それでもガチンコ対決の末、フックの1本が折れるほどの抵抗だった。
グッドコンディションのナイスファイターに感謝だ。
その後、再び狙い所を見ると既に魚の気配は失せていた。
まさに、ほんの一瞬の出来事。
測ったように20cmずつサイズアップした3尾だった。
願わくば、昨夜取り逃がした更に20cm上のクラスと対峙したかった。
1等スポットの次、特等スポットを残しての時合終了には悔いが残る。
がしかし・・、これはイチゲンのビジターにとっては贅沢な話だ。
謎の本命は、やはりホームの人に決着をつけてもらうのが筋ってもの(笑)
コイツに苦渋を飲まされ続けているお方とも通じ合えたような気がした。
誰も見ぬモンスターと、糸で繋がっただけでも大満足じゃないか!
※第3弾へ続く・・・
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